MOMOGASHIMA STUDIO


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01.Section

作品制作について

目次項目

01 .Content
水と光で描く
透明水彩の世界

02 .Content
三原色で紡ぐ
光と水の彩り

03 .Content
森の光と
透明水彩と出会い

04 .Content
創作に向ける想い
創作活動について


LUMINANCE

▶︎01.Content

水と光で描く
透明水彩の世界

A world of transparent
watercolors drawn with water and light

What is seen through light Color phenomena and
transparent watercolors

光を透かして
視えるモノ 

01 : 色の現象と透明水彩
私の絵画は
基本的に「赤・黄・青」の
3色の絵の具を使って配色を行っています。

これは、赤・黄・青の三原色を基にした「減法混色」の原理であり、絵画や印刷などの色彩理論にで使用される色の組み合わせです。
さて、「作品創作について」の本題に入る前に、少しだけ、水と光で描く透明水彩の世界を、私、瀬兎谷【セトヤ】の視点から独自に解釈してお話しする前に、光について少し説明させてください。

人間の目は主に
「 赤・緑・青」 の3つの
色の光を感知して見ることができます。
― 赤・緑・青が織りなす加法混色 ―

人間の目は主に 赤・緑・青 の三つの色の光を感知して見ることができます。
これらの三色を組み合わせることで、さまざまな色を生み出すことができます。
この現象を「加法混色」と呼びます。

また、物体の色は、その物体が光をどのように反射・吸収・透過するかによって決まります。
具体的には、物体が特定の波長の光を吸収し、他の波長を反射することで、その物体の色が決まるのです。

何を言いたいかというと、「色って、エネルギーなんだろうなぁ」と私は感じています。
うまく言えないのですが、「色を選ぶ。色彩を決める…コレって、"現象を起こす"行為なんじゃないかな」と考えてもいるのです。

私はこのちょっと右斜め上の発想でモノ創りに挑んでいます。
この発想・信念に紐づけて、サイトトップページにある"ももヶ島スタジオのロゴの下"には、『エネルギーは形に宿る』 という信念を掲げています。


PRISM

▶︎02.Content

三原色で紡ぐ
光と水の彩り

What is seen through light
Color phenomena and transparent watercolors

Reasons
for painting with
the three primary colors

三原色で描く理由

私、瀬兎谷【セトヤ】が
三原色で描く理由
「赤・黄・青の3つの色」から
「光」と「水」のエネルギー
を通じて、
色鮮やかな世界を彩る
表現方法の魅力

三原色の配色の魅力のひとつは、私にとって非常に扱いやすく、創作の時間を心地よく快適なものにしてくれる点にあります。

このセクションでは、この制作方法に辿り着いたきっかけなどを語りたいとおもいます。

三原色で描く魔法の瞬間
― 水と光が色を生み出す時 ―

三原色で描く方法に触れた時、私が強く惹かれたのは、「水と光の流れで色を作ること」を優先する姿勢でした。

様々な参考本、そして動画で学ぶ中でも、いろんな国籍の先生方の実践から伝わってきたのは、絵の具の解説や理論以上に、“どのような気持ちで色を置くか”が大切にされているという点でした。「このくらい」「こんな感じ」「こんな気持ち」といった感覚を頼りに瞬発的に色を生み出していく様子は、理屈を超えた自由さに満ちており、まさに魔法のように感じられました。偶発的に生まれるにじみや色の変化を受け入れ、それを楽しみながら恐れず描き進めていく姿は、制作というより一つの表現のパフォーマンスのようで、見ている私はただくぎづけになるばかりでした。

そしてその感覚は、今の私自身の制作姿勢にもつながっています。水と光の流れに意識を向け、理屈で整えすぎるのではなく、気持ちの動きを信じて色を置いていくこと。偶然に生まれる変化を排除するのではなく受け入れながら描くこと。それらは、私が三原色で描き続ける中で大切にしている核となる感覚のひとつになっています。

三つの色が生む無限の彩り
― 限られた色数から広がる世界 ―

描くたびに私があらためて感じているのは、本当に三つの色しか使っていないにもかかわらず、あらゆる色彩を表現できるという驚きです。

水と光の流れに身を委ねながら色を重ねていく中で、限られた色数だからこそ生まれる調和や透明感、そして重なり合うことで広がっていく奥行きを実感する瞬間があります。それらは理論として理解するものというより、制作の中で立ち上がってくる豊かさとして感じられるものかもしれません。

描くたびに出会うその神がかった彩り方こそが、私にとって三原色で描くことを好み続ける理由のひとつとなっています。

光を輝かせる暗闇
― 陰と陽が織りなす中庸の世界 ―

三原色は混ぜ重ねていくことで、やがて黒へと近づいていきます。

この過程には奥深い学びがあり、私にとって特に魅力を感じている部分のひとつです。「暗闇がなくては光は輝かない」という感覚を、水彩画を通して改めて実感することがよくあります。

暗闇を描く際には、自分の不器用さや人間らしさをそのまま受け止め、素直に表現することを心がけています。以前は整えることや受け入れられることを優先していましたが、それらを含めて描くようになると、光がより温かみをもって現れることが増えていきました。

透明水彩を通して感じているのは、陰があるからこそ陽が生きるということです。

明度の低い画面であっても陰と陽が偏らない中庸(ちゅうよう)を意識して向き合うことで、画用紙のうえに静かな美しさが立ち上がる瞬間があります。三原色で描くという行為は、すべての色がやがて暗闇へ向かう可能性を内包していることを見つめ直す機会でもあり、私は描き続ける中で、偏らない意識の大切さを学び続けているのだと感じています。


AWAKENING

▶︎03.Content

森の光と
透明水彩との出会い

The moment I encountered the forest,
the light rain, and transparent watercolors

Memories
of autumn as I gazed
upon the cycle of life

命の循環を
見つめた秋の記憶

描くことへ向かう
自分自身と結びついた瞬間
「この世界を見つめて描いていきたい」と強く思った瞬間

人生の分岐点に立ち、心身ともにふさぎ込んでいた時期がありました。
当時の私は、しょっちゅう慣れ親しんだ山・その懐の奥へと向かい、森の中で静かに過ごしていました。

そんな秋の昼下がり、突然のお天気雨に思わず笑みがこぼれ、きらめく小雨の中を歩いていました。光を受けて輝く森の景色は、ただそこにいるだけで心を解きほぐしてくれるようでした。

雨水に反射して揺らめく光景に目を奪われ、動物や虫の声がやさしく耳に響く中で、心と思考が真っ白になっていきました。その瞬間、「死の匂いがする」と感じたのです。同時に、「命が命へ安心して帰っていく」という感覚が胸に広がり、大きな衝撃と安らぎを覚えました。

光を輝かせる暗闇
― 陰と陽が織りなす中庸の世界 ―

人の肉体も人生の状況も、生まれ、成長し、成熟し、やがて土へ帰る準備をする。エネルギーは形を変え巡り続ける。それはごく自然な循環なのだと腑に落ちた時、止まっていたように感じていた心と体が、再び呼吸を始めたように思えました。

過去への執着を手放し、謙虚に夢を願い、この想いを土へ帰してもよいのだと感じた瞬間、全身に安堵が広がりました。ぼんやりと景色を見つめる中で、かつて出会ったボタニカルアートの描き手さんの言葉を思い出しました。「真っ白な世界に、水と光で生命の循環を描いていくような荘厳な世界」…それは透明水彩の世界なのだと気づいた瞬間、深い感動が湧き上がりました。

雨と涙でにじみ、ぼやけて映る景色さえもただ美しく感じられ、「この世界を見つめて描いていきたい」と強く思いました。それは単なる憧れではなく、描きたい、描くのだという確かな決意として心に立ち上がった感覚でした。

もしあの瞬間の意味を問われるなら、私はこう答えると思います。

森と光とお天気雨の中で、私は透明水彩と出会ったのだと。
その出会いは技法を知った出来事ではなく、描くことへ向かう自分自身と結びついた瞬間だったのです。


LINK

▶︎04.Content

このページと合わせて
「創作活動について」の
ページもぜひご覧ください。

創作活動についてのページでは、このページに紐づいた、透明水彩画制作を根幹に据えているももヶ島スタジオの創作へ向ける「視点」を綴っています。
オーダーメイド透明水彩画制作に関する取り組みの視点を通して、「広告デザイン」に関する取り組み(特別を創作し、仕立て上げていくことへの想い)も感じていただけましたら幸いです。
 
「創作活動について」のページはコチラ


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